尊厳死宣言
支援サービス

「無用な延命治療は受けたくない」
「エンディングノートは書いたけど、実行されるのか不安」
「いざというときに周りに迷惑をかけたくない。 」
そんなあなたには、尊厳死宣言が最適です。
当事務所では尊厳死宣言支援サービスを行っています。

尊厳死宣言支援サービスが必要なのはこんな方

・お一人様で将来を託せる人がいない方
・将来を託せる人はいるけど、どんな準備をしていいのかわからない方
・いざというとき周りに迷惑をかけたくない方

尊厳死宣言支援サービスの流れ

事前のヒアリング - 終活必要度チェック - 尊厳死宣言文案作成・校正 - 公正証書として完成

なぜ「尊厳死宣言支援サービス」が必要なの?

私が担当した高齢のKさんの事例です。

Kさんは、有料老人ホームに入所されており、車椅子での生活。私が成年後見人に就任した時には、会話もままならない状態でした。やがて時を経て、寝たきりとなり、いよいよ口から物が食べられなくなってしまいます。そんな時主治医から呼び出され、『Kさんは口から物を飲む込むことができず、このままでは死んでしまいます。延命するには「胃ろう」を施すことが必要です』とのこと。これはすなわち、Kさんにとって生死を分ける、いわゆる「延命治療」を受けるか断るかの究極の選択です。身寄りのいないKさんのこの重要な選択を、第三者であり家族でもない私がせざるを得ない状況でした。私は、「胃ろう」をお願いしました。私の判断で、Kさんの命を絶ってしまう決断を下すことが私にはどうしてもできなかったからです。結果として、Kさんは胃ろうを施してから約2年間生き続け、その後亡くなりました。胃ろうした後、食べ物が美味しいと感じることもなく、ただ生かされているだけのKさんを見るにつけ、「私の選択はこれでよかったのだろうか?」と、Kさんが亡くなり1年が過ぎた今でも、後悔の念をひきずっています。そのたびに思うのは、「Kさんが延命治療についてどうしたいのか、自分の考えを示しておいてくれたら・・。」という切実な想いです。

もし、あなたが無用な延命治療の拒否を望むなら、「尊厳死宣言書」を作成しておくことがその意思を実現することが可能になります。あなたの周りの大切な方を困らせないためにも、ぜひこの講座で、尊厳死宣言書について知っていただき、あなたの考えを尊厳死宣言書としてきちんと作成しておきましょう。